初めての人のための海外個人旅行・海外自由旅行ガイド
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旅行プランの作成
行程表作成にあたっての注意点
行程表を作るにあたっては、まず旅行ガイドブックを用意（この段階ではまだ買わなくても大丈夫です）して、その中から「絶対に行きたい場所」と「時間があったら行きたい場所」をピックアップします。絶対行きたい場所を中心にルートを決めて、そこに時間があったら行きたい場所を付け加えていく形がよいでしょう。移動の所要時間などは旅行ガイドブックに載っていますので、移動時間と滞在時間を計算しながら、スケジュールを組み立てていきます。
このとき気をつけなければならないのは、「余裕を見ておく」ことです。
観光バスで移動する団体ツアーとは違い、公共交通機関で移動する自由旅行・個人旅行では、予定通りにいかないことが多いものです。そういった不測の事態に備えるだけでなく、急に気が変わって予定より長居したり、寄り道をしたりするのも自由旅行・個人旅行の醍醐味。むしろ時間を持て余すぐらいの行程を組んでおいたほうが現地での自由度が増しますので、日数の許す範囲でゆったりとしたスケジューリングを心がけてください。
インドの世界遺産・エローラ。岩山をくり抜いて作られた芸術作品だ。ツアーもあるが、個人旅行ではじっくりと時間をかけて見学したい
どこから入国してどこから出国するか
行程表のなかで一番重要なのは、入国・出国の空港の決定です。当たり前ですが、これが決まらないと航空券が手配できません。
１都市に滞在する場合はシンプルに入国も出国も同じ空港となり特に問題はないのですが、複数の都市を周遊する場合、どこから入国してどこから出国するかは、旅行の行程とセットで検討する必要があります。特にヨーロッパの旅行では、ミラノINローマOUTなど、同じイタリアでも別の空港から入国・出国することはよくあるケースです。空港を決めてからルートを決めるか、ルートを決めてから空港を決めるかはケースバイケースですが、いずれにしてもどちらかが決まらないと行程表は完成しません。
海外旅行で使える注目サイト
日本に上陸したばかりのころはもっぱら海外ホテル予約専門のイメージだったExpedia（エキスペディア）ですが、最近はパッケージツアーや、航空券＋ホテルのダイナミック海外ツアーも力を入れているようで、インターネット予約派の人にとっては主流になりそう。ホテルの選択肢が膨大なのと、何といっても普通に予約するより相当安いです。
ＪＴＢというと、熟年向き、もしくはハネムーン向きの添乗員付きツアーで、ぶっちゃけ安くはない、というイメージでしたが、最近はじめた「旅のアウトレット」はそのイメージを覆す激安ぶり。要は、ＨＩＳがよくやっている出発日限定の格安ツアーなのですが、ＨＩＳの驚き価格よりも安いのではないかと思われる強烈な商品が多数あり、ついにＪＴＢもここまで来たかという感じ。意外に侮れません。