初めての人のための海外個人旅行・海外自由旅行ガイド
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現地での旅行術
団体旅行では全く必要ないけど個人旅行では超重要
海外自由旅行・海外個人旅行を楽しめるかどうかは、現地での過ごし方にかかっています。団体旅行では決められたルートに従い、添乗員の指示に従っていれば、ある程度楽しむことはできますが、自由旅行・個人旅行においては、自分自身が楽しむためのスキルを身につけることが必要です。
スペイン・アンダルシア地方にある白い村・ミハス。せわしない団体旅行と違い、マイペースが個人旅行の魅力だ。
楽しむための大原則は「マイペース」
「２．旅行を計画する」でも説明したとおり、余裕のあるスケジュールを組むことが大切ですが、そのスケジュールにさえ拘束される必要もなく、あくまでもマイペースに楽しめることが自由旅行・個人旅行の魅力です。疲れたら休む、動きたくないときは動かないというスタンスが大切です。
あとは気の赴くままで問題はないのですが、とはいえ旅行をするうえで、どうしても必要な最低限のノウハウだけは押さえておいたほうがよいでしょう。具体的には、英語、ホテル、食事、トイレ、の４点です。いずれも避けては通れませんので、この章ではそれぞれについて詳しく解説していきます。
その前に、リコンファームだけ済ませておこう
現地の観光をスタートする前に、めんどうなリコンファームを済ませておきましょう。最近はほとんどの航空会社がリコンファーム不要ですが、一部必要な場合もありますので、要否については事前に確認した方がいいでしょう。リコンファームが必要なのに忘れていた場合、ダブルブッキングなどで搭乗できないケースがまれにあります。
リコンファームは電話がてっとり早いのですが、英語の電話は苦手という人は、航空会社のオフィスに赴くか、到着時に航空会社のカウンターで済ませてしまうのが確実です。
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日本に上陸したばかりのころはもっぱら海外ホテル予約専門のイメージだったExpedia（エキスペディア）ですが、最近はパッケージツアーや、航空券＋ホテルのダイナミック海外ツアーも力を入れているようで、インターネット予約派の人にとっては主流になりそう。ホテルの選択肢が膨大なのと、何といっても普通に予約するより相当安いです。
ＪＴＢというと、熟年向き、もしくはハネムーン向きの添乗員付きツアーで、ぶっちゃけ安くはない、というイメージでしたが、最近はじめた「旅のアウトレット」はそのイメージを覆す激安ぶり。要は、ＨＩＳがよくやっている出発日限定の格安ツアーなのですが、ＨＩＳの驚き価格よりも安いのではないかと思われる強烈な商品が多数あり、ついにＪＴＢもここまで来たかという感じ。意外に侮れません。