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パスポート取得

旅行の手配をはじめる前にパスポートを取得しておこう

言わずもがなですが、パスポートなしに海外旅行に行くことができません。できれば、パスポートは旅行の手配を始める前に取得しておくのが望ましいです。
パスポートがないと航空券が買えないわけではないのですが、本人確認のためにパスポート、またはパスポートのコピーの提示を求めてくる旅行会社もあります。現在は個人情報保護の観点からむやみにパスポートの提示を求められることは少ないのですが、それとは別の理由で事前のパスポートの取得をおすすめします。
別の理由とは、「パスポート記載の名前」を確認するためです。航空券には必ずローマ字で搭乗者の名前が印字されますが、その名前がパスポートと異なっていると飛行機に搭乗できません。SHIとSIなど、ローマ字の綴りの違いもありますし、単純に旅行会社側のミスで間違ってしまう場合もあります。必ず早めにパスポートを取得して、搭乗者名と違いがないか、確認をしておきましょう。

パスポートをどうやって取る?

パスポートの取得は少々めんどうです。まず手続き場所が限られており、例えば東京都の場合、都庁の地下1階・有楽町の交通会館・ルミネ立川内・池袋サンシャイン内の4か所です。また、基本的にお役所なので土曜・日曜・祝日はお休みです。時期によってはかなり混雑していることもあります。かつ、実は当日に受け取れるわけではなく、申請をしてから1週間〜2週間後に改めて受領しに行く必要があります。申請は代理可能ですが、受領は本人のみなので、必ずここだけは時間を割く必要があります。

ちなみにパスポート申請時には以下の書類が必要です。

・戸籍抄本または戸籍謄本 :1通
・6か月以内に撮影した写真(45mm×35mm) :1枚
・未使用の郵便はがき :1枚
・本人確認書類(免許証や保険証など) :1点または2点
・住民票写し(都道府県によっては不要)
・印鑑(都道府県によっては不要)

※詳しくは外務省ホームページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/

というわけで、要するに結構な手間です。先送りにせず早めの申請をおすすめします。なお、どうしても自分で申請をする時間がない人は行政書士事務所などで代行してくれるサービスもあります。
・東京都パスポート申請代行センター
・京阪神パスポート代理申請センター

戸籍謄本からすべて面倒を見てくれるサービスもあるので、忙しい人や手続きが苦手な人は頼んでみるのもいいでしょう。

⇒パスポートだけではダメな場合も。「ビザや予防接種について」

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