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旅のトラブルというと、盗難やスリなどの犯罪系、病気・ケガなどの健康系のほか、頻繁に発生するのが「ぼったくり」や「詐欺」といった金銭トラブルです。
地域を問わず世界中でよくあるのが、「タクシーでぼったくられた」「お土産物屋で高い値段をふっかけられた」といった類のトラブルです。何せ旅行者はその土地の相場も何も知らないので、地元の人からしたらいいカモです。こういった場合の対処方法は2つです。
1つめはタクシーなど後払い式でのもめごとについてです。この場合は非常に単純な話で、しつこいぐらい事前に念押ししておけば、まず事後にふっかけられることはありません。遠慮なく最初にコンセンサスを取りましょう。
もうひとつが買物の際のぼったくりです。特に中近東の市場では値段は常に交渉制になっていて、売り手と買い手の値段が折り合えば売買が成立する仕組みになっています。この場合、相場より高いか安いかはあまり気にするべきではなく、自分がその値段でほしいかほしくないかにだけ忠実であれば、特に悔いは残りません。相場を基準に考えるから、ぼったくられたという気持ちになりますが、嫌なら買わなければいいわけですし、冷静に考えれば、そもそも物価が安い国でそこまで目くじらを立てることもないということに気づくと思います。
いずれの場合も旅行はお金を安くあげることが目的ではありませんので、楽しめるなら少しぐらいボラれててもいいや、というぐらいの気持ちが大切です。(日本でもスキー場のカレーは高かったりします。それと一緒ですよね)
モロッコにある世界遺産の町・マラケシュ。広大なスーク(市場)では手織りの絨毯などが買えるがいずれも料金は交渉制。商売の腕前が試される!?
観光地では、しばしば日本語で話しかけてくる人がいます。「日本語を勉強しているから話をしてみたい」など色々理由をつけて近づいてきますが、基本的に旅行者に対して相手からアプローチしてくる人は、何かしら下心があると思った方がいいでしょう。英語で話しかけてくる人も同じです。あまり交流をシャットアウトしているのも面白くはありませんが、犯罪に巻き込まれるようなケースもありますので、基本的にはある程度警戒モードを保ったほうがいいと思います。
⇒それでもトラブルが起こってしまった時。「紛失時の再発行について」
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