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紛失時の再発行

盗難にあったら、まず警察で盗難証明書を発行

海外で盗難に遭ってしまったら、何を盗られたのかに関わらず、まず警察に行き、盗難証明書を発行してもらいましょう。盗難証明書がないと、基本的に海外旅行保険の保険金が請求できません。証明書の申請方法がわからなければ、保険会社の日本語サポートデスクに問い合わせてみるといいでしょう。
そのうえで、それぞれ再発行可能の手続きは以下の通りです。

●パスポートの再発行
現地の日本大使館・領事館に行き、盗難証明書を提出。顔写真2枚(4.5cm×3.5cm)を添えて申請書を提出します。ただし、パスポートの再発行には1〜2週間かかるので、帰国日が迫っている場合には、「帰国のための渡航書」を発行してもらいます。渡航書はあくまでも現地の出国と日本入国の許可証なので、有効期限が1週間程度と短く、発行時に経由地の申請をしないと途中に別の国には入国できません。

●クレジットカードの再発行
カード会社の窓口に電話し、まずはカードの失効手続きを行います。本人確認が取れたら、すぐに再発行してもらえます。再発行までの期間はカード会社によって異なりますが、早いところだと即日、遅いところでも3営業日以内には再発行されます。

●トラベラーズチェック(T/C)の再発行
発行した銀行の現地支店または代理店に行き、まずは紛失したトラベラーズチェックの番号を伝えて、失効手続きを行います。そのうえで盗難証明書と必要書類を提出して再発行をしてもらえます。このときに諸陣欄のサイン(Holders sign)がないと面倒です。また、発行年月日やチェック番号も確認されるので、必ず購入時に控えておくようにしましょう。

●航空券の再発行
再発行ができるかどうかは、航空券の払い戻し可否によります。格安航空券の場合は払い戻しできないものが多いので、その際にはあきらめて再購入するしかありません。払い戻し可能なものであっても、航空会社に盗難証明書と盗難についての証言サインを提出して申請をすることになりますが、認められるかどうかは航空会社次第です。だめだった場合は、やはりあきらめて再購入するしかありません。

⇒つぎは健康面のトラブル。「ケガや病気になったら・・・」


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